“がん”か”がんではない”か
腫瘍という病名を聞いたことがある方は多いかと思いますが、腫瘍=がん、ではないということはご存じでしょうか。
ガンと呼ばれるのは”悪性腫瘍”になり、良性腫瘍は”がんではない”状態です。
基本的に、良性腫瘍は体のあちこちに転移したりすることはありません。また、がん組織は、他の正常組織が摂取しようとする栄養をどんどん奪ってしまうため、体が衰弱してしまうことが多いのですが、良性腫瘍はそのような働きをしないということも特徴です。
基本的には外科的に切除すれば再発することはありません。子宮筋腫・卵巣嚢腫、などが例に挙げられます。
ただし、大腸ポリープなどは良性であってもがんの予備軍の可能性もある為、放っておいてもいいということはなく、部位によっては注意が必要です。
さて、このような良性腫瘍で手術をする場合、長期で入院することはあまりありません。近年では日帰り手術も増えてきています。皆様が加入している生命保険では、日帰り入院や日帰り手術、また2~3日の短期の入院の場合どのくらいの保険金が支払われる内容になっておりますでしょうか。保障内容によってはいざというときにせっかく保険料を支払ってきたものから保険金が全く出ないことも考えられます。ご健康なうちに、一度確認することをお勧めいたします。