【豆知識】生命保険「がん予防」について⑤
【豆知識】生命保険「がん予防」について⑤
4)身体を動かす
仕事や運動などで身体活動量が高い人ほど、がん全体の発生リスクが低くなるという報告があります。 身体活動量が高い人では、がんだけでなく心疾患のリスクも低くなることから、普段の生活の中で無理のない範囲で可能なかぎり身体を動かす時間を増やしていくことが、健康につながると考えられます。
(1)活発な身体活動によりがんになるリスクは低下します
国立がん研究センターの研究報告によると、仕事や運動などで身体活動量が高い人ほど、何らかのがんになるリスクが低下していました。
がんの部位別では、男性では大腸がん、女性では乳がんにおいて、身体活動量が高い人ほどリスクが低下しました。
関連情報
多目的コホート研究(JPHC Study)(2)推奨される身体活動量
では、実際にどれくらい身体を動かすとよいのでしょうか? 厚生労働省は、「健康づくりのための身体活動基準2013」の中で、18歳から64歳の人の身体活動について、“歩行またはそれと同等以上の強度の身体活動を毎日60分行うこと”、それに加え、“息がはずみ、汗をかく程度の運動を毎週60分行うこと”を推奨しています。
同様に、65歳以上の高齢者については、“強度を問わず、身体活動を毎日40分行うこと”を推奨しています。また、すべての世代に共通で、“現在の身体活動量を少しでも増やすこと”“運動習慣をもつようにすること”が推奨されています。
推奨される身体活動量の目安
18歳から64歳: 歩行またはそれと同等以上の強度の身体活動を1日60分行いましょう。 また、息がはずみ汗をかく程度の運動は1週間に60分行いましょう。 65歳以上の高齢者: 強度を問わず、身体活動を毎日40分程度行いましょう。
次回に続きます。
出典:国立がん研究センター「がん情報サービス」ホームページより
科学的根拠に基づくがん予防:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ] (ganjoho.jp)ご不明な点などございましたら、損害サービス部直通:0120-996-520までお問い合わせください