医療費控除①

確定申告の時期になっていますが、一定の条件の下、控除できる枠がいくつかあるのはご存知でしょうか。
医療費控除とは医療費が多くかかった年に、その医療費の負担を少しでも軽くするために、かかった医療費の一部を所得から控除してもらえる制度です。
 
【国税庁 医療費を支払った時(医療費控除)】
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1120.htm
ポイントとしては、以下です。
民間の生損保から支払われた入院給付金や高額療養費で支払われた分は差し引く
・治療目的の医療費のみ対象(美容整形などは含まれない)
・扶養している家族全員分が控除対象
 
医療費が年間で10万円以上かかってしまった場合に利用できる制度なので、多く医療費がかかってしまった年には必ず活用すべき制度だと言えます。
ただし、医療費控除は税額控除ではないのでかかった分が丸々税金から引かれるわけではありません。
また、入院時の差額ベット代や雑費に関しては控除の対象には含まれません。
入院時に費用が多くかかる場合にはやはり医療保険を活用することが重要です。
医療保険で必要な保障額はいくらくらいなのか、ファイナンシャルプランナーの弊社募集人までお尋ねください。