【豆知識】生命保険「がん」治療編⑭
【豆知識】生命保険「がん」治療編⑭
薬物療法を見ていきましょう。
4.薬物療法
大腸がんに対する薬物療法には、以下の2つがあります。
1)手術後の再発を防ぐ目的で行う「補助化学療法」 2)手術によりがんを取りきることが難しく、症状を緩和する目的で行う「切除不能進行・再発大腸がんに対する薬物療法」
大腸がんの薬物療法で使う薬には、細胞障害性抗がん薬、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬があります。治療は、これらの薬を単独または組み合わせて、点滴もしくは内服で行います。
細胞障害性抗がん薬は、細胞が増殖する仕組みの一部を邪魔することで、がん細胞を攻撃する薬です。分子標的薬は、がん細胞の増殖に関わるタンパク質などを標的にして、がんを攻撃する薬です。免疫チェックポイント阻害薬は、免疫ががん細胞を攻撃する力を保つ(がん細胞が免疫にブレーキをかけるのを防ぐ)薬です。
薬物療法で使用する薬の組み合わせは複数あります。どの種類の薬を使うかは、治療の目的、がんの状態や臓器の機能、薬物療法に伴って起こることが想定される副作用、点滴や入院の必要性や通院頻度などについて、本人と担当医が話し合って決めていきます。薬に関する詳しい情報は、治療の担当医や薬剤師などの医療者に尋ねてみましょう。
詳細については、「国立がん研究センターがん情報サービス」「大腸がん(結腸がん・直腸がん)治療」のホームページにてご確認ください。表や図解が御座います。
大腸がん(結腸がん・直腸がん) 治療:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ] (ganjoho.jp)
「国立がん研究センターがん情報サービス」のホームページより出典
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