【豆知識】生命保険「がん予防」について③

【豆知識】生命保険「がん予防」について③

 

1)禁煙する

(1)たばこは吸わない

日本人を対象とした研究から、たばこは肺がんをはじめ、食道がん、膵臓すいぞうがん、胃がん、大腸がん、肝細胞がん、子宮頸がん、頭頸部がん、膀胱ぼうこうがんなど、多くのがんに関連することが示されました。 たばこを吸う人は吸わない人に比べて、何らかのがんになるリスクが約1.5倍高まることが分かっています。
 

(2)他人のたばこの煙を避ける

受動喫煙でも肺がんや乳がんのリスクは高くなります。たばこは吸う本人のみならず、周囲の人の健康も損ねます。
禁煙はがん予防の大きく確実な一歩。 吸っている人は禁煙し、吸わない人はたばこの煙をなるべく避けて生活しましょう。
関連情報
たばことがん   

2)節酒する

日本人男性を対象とした研究から、1日あたりの平均アルコール摂取量が、純エタノール量換算で23g未満の人に比べ、46g以上の場合で40%程度、69g以上で60%程度、がんになるリスクが高くなることが分かりました。
特に飲酒は、肝細胞がん、食道がん、大腸がんと強い関連があり、女性では男性ほどはっきりしないものの、乳がんのリスクが高くなることが示されています。女性の方が男性よりも体質的に飲酒の影響を受けやすく、より少ない量でがんになるリスクが高くなるという報告もあります。
お酒を飲む場合は純エタノール量換算で1日あたり23g程度までとし、飲まない人、飲めない人は無理に飲まないようにしましょう

飲酒量の目安(1日あたり純エタノール量換算で23g程度)

お酒を飲む場合は、以下のいずれかの量までにとどめましょう。
  • 日本酒 … 1合
  • ビール大瓶(633ml) … 1本
  • 焼酎・泡盛 … 原液で1合の2/3
  • ウィスキー・ブランデー … ダブル1杯
  • ワイン … グラス2杯程度
 
次回に続きます。
出典:国立がん研究センター「がん情報サービス」ホームページより
科学的根拠に基づくがん予防:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ] (ganjoho.jp)
ご不明な点などございましたら、損害サービス部直通:0120-996-520までお問い合わせください