【豆知識】事業保険について④

【豆知識】事業保険について④

   
次に火災保険を見ていきましょう。火災保険は所有する財産に対する保険です。
建設業などの場合事務所や建設資材、建設機械、重機などの所有が考えられます。
具体的にどのように保険を掛けるのが良いか見ていきましょう。
①建物(事務所)と建物内収容動産は火災保険または各保険会社が個別に出している企業向けの総合保険でカバーします。
②建設現場で使用する道具などは動産総合保険または各保険会社が個別に出している企業向けの総合保険でカバーします。
③建設機械の設置型で屋外の物は火災保険の屋外設備、屋内の物は屋内機械設備・什器備品または各保険会社が個別に出している企業向けの総合保険でカバーします。重機は所有の場合でナンバーがついてない構内作業車両で自走のできるものは動産総合保険または各保険会社が個別に出している企業向けの総合保険でカバーします。そのほか自動車保険車両補償(対人対物賠償も含めます)でもカバーできます。
④建設資材で倉庫にあるものは火災保険の商品または各保険会社が個別に出している企業向けの総合保険でカバーします。
⑤建設資材で現場にあるものは工事保険または各保険会社が個別に出している企業向けの総合保険でカバーします。
等となります。
それぞれ、事故が発生した場合は、警察署や消防署へ連絡していただいた後、保険会社へ「事故発生日時と事故発生状況」をご報告ください。その後保険金お支払いできる場合は必要書類等を打ち合わせいただき、各手配をしていただきます。その後保険金請求書と一緒に返送いただきます。保険会社にて損害額の算定をし、損害保険金をお支払いいたします。

事故発生→警察署や消防署へ連絡→保険会社(代理店)へ事故報告→保険会社(代理店)から必要書類発送→必要書類返送→損害額算定→金額打合せ後保険金支払

 
すでにお気づきかと思われますが、複数の保険を掛けないと補償できないこと。ただし、「各保険会社が個別に出している企業向けの総合保険」であれば幅広い補償で複数の保険に加入しなくても安心できる商品となっていることがうかがえます。
※総合保険は各保険会社で補償内容が違いますので、詳細がお知りになりたい場合は、現在ご加入している保険会社へお問合せ頂くか、弊社までお問合せ頂ければ幸いです。

ご不明な点などございましたら、損害サービス部直通:0120-996-520までお問い合わせください